tomoniつながる和綿プロジェクト
和綿を通じてつながる物語
江戸時代から明治時代初期にかけて、和綿の栽培が国内のあらゆる場所で盛んに行なわれていました。その当時は、大人も子どもも、自分が身にまとっている綿製品が、どんな場所で、どんなに手間ひまをかけて作られていたか、ふつうに目に浮かべることができたのではないでしょうか。
ところが、いつしか私たちは、ひとつのモノが作られるまでの過程に無頓着になり、それとともに、モノに対する愛情や敬意も薄れてしまったように思えます。
私たちは、もう一度、日本の風土と日本人の肌に一番なじむ繊維である「和綿」を通じて、人と人、人とモノ、モノとコトがつながる物語を紡ぎ、アート/デザイン/ビジネス/福祉の分野をこえて、新たな出会いと仕事が生まれる場づくりを目指します。
tomoni つながる和綿プロジェクト推進チーム
※現在一般的に“和綿”とよばれている短繊維の綿種は、799年に大陸から渡来し、その後日本に定着した品種を称したもの。
平成28年5月20日(金)
「tomoniつながる和綿プロジェクト」プレス向け概要説明会を行いました。配布資料はこちらです。
和綿を通じて、人と人、人とモノ、
モノとコトがつながる物語を紡ぎます
①岐阜の地にて和綿の「オーガニック栽培(土づくり~収穫)」~「綿くり・糸紡ぎ」~「布織り」まで、ワークショップ形式で広く一般の方にも参加していただきながら、障がい者福祉施設や特別支援学校、小中学校などにもお声がけをして参加者を募り、実施します。
②収穫した綿を素材に、デザイナー、アーティスト、企業等と連携し、障がい者アート(岐阜県障がい者アートバンク事業)の活用を念頭に置いて、さまざまなオリジナル商品を開発します。並行して、「岐阜 和綿オーガニックコットン」のブランディング確立に向けての活動を展開します。
③開発した商品をさまざまな販路を開拓~活用し販売します。
④商品の販売による収益を、tomoniぎふプロジェクトや、障がい者アートへの活動資金に還元していきます。
tomoniつながる和綿プロジェクト推進チーム
統括ディレクター:古田菜穂子
運営ディレクター:吉川章
運営プロデューサー:土屋明之
総合プロデューサー:小島紀夫
アソシエイツメンバー:
(一財)岐阜県身体障害者福祉協会
岐阜県環境生活部文化振興課
岐阜県健康福祉部障害福祉課
岐阜県美術館
岐阜県立国際園芸アカデミー
岐阜県教育委員会特別支援教育課
岐阜県福祉事業団 清流園
社会福祉法人 岐阜県社会福祉協議会
(株)マインド松井
(株)農トレ
(株)土里夢ファーム
コットンコネクション
Hanji
小寺克彦
松波広聖
大西暢夫
事務局:岐阜県教育文化財団